昨日発売されたマリオシリーズの最新作、「スーパーマリオ3Dランド」。今作は通常のステージと難易度の高いスペシャルステージが同数存在するようですが、通常のステージを全てクリアして一応のエンディングを迎えたので、ここまでのレビューというか感想でも。
※この評価は1周目クリアまでのものなので、今後変わる可能性はがあります2011年11月6日、ストーリーモードをクリアすると解放されるスペシャルステージ(難易度高め)を最後まで全てクリアしたので追記&修正。これ以降の修正はないはず
自分はスーパーマリオ64を最後までプレイしたもののギャラクシーを途中で投げだし、ほかにはGBAやらDSやらのリメイクを何作かプレイしたことがある程度。3Dマリオはあまりやらないので途中で投げ出した(奥行き感が気持ち悪くなって酔った)ギャラクシー以来。
公式サイト:スーパーマリオ 3Dランド
3DS 「スーパーマリオ3Dランド」
非常にプレイしやすい
インタビューでも再三述べられているように(例:ニンテンドー3DS|社長が訊く『スーパーマリオ 3Dランド』|Nintendo)、今作では”2Dマリオと3Dマリオの中間点を目指す”というのが重要なコンセプトとしてよく取り上げられています。
さて2Dマリオらしさである”解りやすさ”について。ゲームに入っている説明書はペラ紙1枚ですが、それだけで十分と思えるような解りやすいステージ構成。マップは基本一本道なので迷いづらく、最後はポールに飛びつけば終わるという明快さ
チュートリアルらしいチュートリアルもありませんが、ある程度ゲームになれた自分なら説明書を読まなくてもプレイ出来ました。間口の広さは素晴らしい
立体視はかなり良い
3DSということで3Dを使った立体視も今回のマリオの特徴です。
自分は「ゼルダの伝説 時のオカリナ」なんかでは立体視がキツすぎたのでほとんどオフのままプレイしていましたが、今作の立体視は比較的弱めなのでオンでプレイしても問題ありませんでした。
あと立体視パターンが「おすすめビュー」「ディープビュー」の2つあって、ゲーム中に任意の切り替えが可能です。個人的には”おすすめビュー”が非常に快適だったのでこちらがお勧め
高低差・奥行きを利用したマップ
今作の見た目は2Dマリオっぽいものの、実際にプレイしてみると奥行きや立体感を使ったステージがかなり多いです。やはりこういったマップでは立体視が活きやすいので、3DSらしさを味わえます。とくに画面の奥側に向かって”落ちていく感”はかなりのもの。
ただこれは一長一短で、高低差を利用したマップが多いためにマリオの滞空時間が長くなる”しっぽマリオ(上の写真に写っているマリオ)”がほかの変身マリオと比べて段違いに使いやすくなってしまっているという欠点もあります。ファイアーマリオとか空気過ぎて…
また特に奥行きについてですが、「自分では着地出来ると思って飛んだのに、実はもっと奥に着地出来るポイントがあった」ということが結構な回数あったのでここも欠点かも。”初心者アシスト機能”として1マップで5回死ぬと常時無敵になれるアイテムが入手出来るけど、落下死したら意味ないしね…
再プレイ性が高い
マップ中にはスターコインと呼ばれるコインが落ちています(1マップ3個)。ストーリーを進めるにつれ、”スターコインを規定の枚数以上持っていないと進めない場所”が出てくるので、ある程度は集めておく必要があります。どのスターコインを集めるかは自分で決められるあたり、自由度の高い3Dマリオっぽさがあるような気もします。
で、既にプレイしたマップを再プレイするときがよく出来ているなと思いました。ワールドマップは下のような感じ
スターコインを既に全部集めたマップは中央にスターが付き一目で分かる、ワールド間の切り替えはタッチペンで操作、ととても使いやすいインターフェイス。一度クリアした後はすべてのスターコインを集めるためのプレイもあると思うので、そういったときには非常に便利。
追記:1つのワールドでスターコインを全て集めると、ワールドの所に☆マークが付きます。
より一層見やすくなって良いですね
スターコインを集めるのが楽しい
普通こういった収集作業は単調になりがちで、楽しみながら集められるなんてことはなかなかない。スターコインは1ステージで3つですが、この配置が上手い。普通にプレイしていて取れるものもあるけど、だいたいは”意外な所・見えているけど取るのが難しい所”に設置されているので取れたときは嬉しい。
また場所的に「絶対気付かねーよ!」と言いたくなる物が少なく(無いとは言わないが)、自分は攻略サイトを見ることなく全てのスターコインを集めることができた。これは最近のゲームにしては珍しいと思う。
付け加えると、単純に「このステージでは3個中2個取得済み」じゃなくて、「このステージでは1つめのスターコインと3つめのスターコインを取得済み」と表示されるので、どれを取得するかの目標が定めやすいのも良いところ。話は若干逸れますが、「数十個~数百個のコレクト要素が存在し、チェック機能が不足していて自分がどれを取得してどれが未取得なのかが解らないゲーム」は今回のマリオを見習って欲しい。
”ギャラクシー”のような新しさ・派手さはない
今回のマリオを開発したのは「スーパーマリオギャラクシー」「スーパーマリオギャラクシー2」と3Dマリオを作ってきたチーム(東京制作部)ですが、発売されたのが携帯機であることもあってその2作のような派手さはありません。
ギャラクシーでは名前の通り宇宙を飛び回り、Wiiコントローラをふることでスピンを行い…といったゲームでした。しかし今作ではそもそも変身出来るマリオの種類・出来るアクション数も少なく、マップも全体的に地味。Wiiコントローラでスピンをしたときに感じたような”アクション面での感動”はちょっと味わいづらいです。3段ジャンプもないしね。
このエントリーの一番始めに”ペラ紙1枚の説明書だけでも十分”と書きましたが、あれは裏を返せば出来ることが少ないという話でもあります。
ここら辺は2Dマリオ寄りにしたせいで失われてしまった要素でしょうか。本編クリア後に出現するスペシャルステージではアクション要素がもっと増すのかな…?まだやっていないので何とも言えませんが
追記:スペシャルステージも全て終わりました。アクションの種類としては相変わらず少ないのですが、全体に難易度が上がっているため”指の動きとしてはかなり忙しい”というステージが多かった感じ。…ということで、出来ることが少ない=簡単でつまらない、というわけではなかったかな。
2Dマリオと3Dマリオの中間点となり得るか?
なんだかまとまらなくなってきたので大きめの見出しで。
今までプレイしたところでは
- 2Dマリオの遊びやすさは十分に表現されている
- 3Dマリオのアクション性には欠ける
といった感じで、2Dマリオらしさの方が優位に現れているように思います。3Dマリオという面から見ると、立体視を使った表現はともかく、アクション面で少々物足りなさを覚えるのは事実。
…ただ自分も1周目クリア後に解放されるスペシャルステージは全然プレイしていないので、こちらではアクション要素がより強まることを期待しておきたいと思います。
追記:スペシャルステージも終わったけど、根本的にダッシュとジャンプくらいしか使わないので状況は変わらず。ただスペシャルステージは本編と比べるとだいぶ難易度が上がっているので、物足りなさは減った。自分の感じていた”物足りなさ”っていうのは、出来ることの少なさ以上に難易度の低さがあったということかしら。






